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【FGO】1.5部メインストーリーをおさらい!(「悪性隔絶魔境 新宿」まとめ)

🛈この記事にはプロモーションが含まれている場合があります

本記事では、Fate Grand Orderの第1.5部メインストーリー「亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿」についてまとめています。

イベントを進めたいから1.5部はスルーした方や内容を復習したい方は是非、ご一読ください。

ネタバレが含まれていますので、ご注意ください!

FGOとは?

FGOは、Fateシリーズの世界観をスマートフォンで楽しめるアプリゲームです。iOS/Androidの両OSで展開されていて基本プレイは無料で楽しむことができます。従来のFateシリーズとは異なり、マスターが複数人の英霊を召喚して、聖杯探索の旅に出ます。戦略型コマンドバトル、儚くも美しい心惹かれる物語が楽しめます。

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Fate/Grand Order -First Order- & -MOONLIGHT/LOSTROOM- Blu-ray Disc Box(通常版)

1.5部 主要な登場人物(真名ネタバレあり)

■アルトリア・オルタ
■ジャンルダルク・オルタ
■シャーロック・ホームズ
■新宿のアーチャー(ジェームズ・モリアーティ)
■新宿のアサシン(燕青)
■新宿のアヴェンジャー(ヘシアン・ロボ)
■エミヤ・オルタ
■ウィリアム・シェイクスピア

時間がない人向け 1.5部を簡単におさらい!

さらっと読んで大まかな概要を知りたい、思い出したい人に向けて3分程で読めるまとめを作りました。


人理修復後、平和になったとおもいきや1999年新宿に新たな特異点が発生。その特異点の名は、通称「隔絶魔境新宿」。藤丸は、この特異点を修復するためにレイシフトを行う。

この特異点の裏側で暗躍していたのは、ジェームズ・モリアーティ。そして魔神柱であった。モリアーティと魔神柱は、それぞれの目的を達成するため、互いに手を組みこの特異点を作った。モリアーティに出し抜かれ、ホームズは敗北する。

しかし、藤丸は諦めなかった!最後まで抗い、見事モリアーティの策略を打ち砕いたのだった。

特異点は修復され、カルデアに戻るとホームズがいた。しばらくカルデアで調べたいことがあるらしい。そして、衝撃の情報を藤丸に伝えた。魔神柱はまだ3柱、生き残りがいると。

また、どこかで特異点が現れるだろう……。


以上がサクッと読みたい人向けにまとめた、1.5部のおさらいです。次の章で細かくストーリーについて節ごとにまとめて紹介いたします。

1.5部まとめ 人理修復後、再度現れた特異点の調査に乗り出す!カルデアを待ち受けるものとは!?

ここでは、1節ずつに分けて詳しく内容をまとめています。各節の大事なところをまとめていますので、是非ご一読ください。

プロローグ

人理焼却の危機を乗り越え、平和になったカルデア。

部屋の掃除をしながら、これからのことについて夢を膨らませていた。

マシュはデミサーヴァントとしての力を失ったが、健康体となり幸せいっぱいであった。

そんなときに突如、カルデアに鳴り響く警報!新しい特異点が出現した!1999年、東京都新宿区にて現れた特異点を解決するために主人公(以降 藤丸)は、再度レイシフトを行う!

第1節

レイシフト直後、上空へと投げ出された藤丸。頼みの綱のサーヴァントたちとは、離れ離れになっていた。

『地面にぶつかる!』そう思ったとき、現れた謎の紳士。謎の紳士は、『地獄へようこそ、カルデアのマスターよ!』と高らかに告げた。

地獄と告げられ、辺りを見渡す藤丸。新宿には異形のモノが蔓延っていた。謎の紳士は、この場所を「隔絶魔境新宿」と呼んだのであった。

そして、謎の紳士は新宿の第一の秘密を明かすと言う。

謎の紳士に促され新宿をよく見回すと、新宿区一体が大きな壁に取り囲まれていた。外界とは切り離された新宿。以前の新宿にはなかった不気味な建物がある。怪しい建物を目指し、謎の紳士改め「新宿のアーチャー」と共に探索を始める!

第2節

冒頭、怪しげな組織の会話から始まる。藤丸の落下地点を変えたのは、この組織らしい。カルデアの介入を数千年の間待っていたと言っているが?

打って変わってカルデア側は、新宿のアーチャーから隔絶魔境新宿の危険性を教えられていた。そこに敵が現れ逃走を余儀なくされる!

マシュに逃走ルートを指示してもらい、国道20号へと来た一行。新宿には縄張りがあり、ここの縄張りは危険らしい。

とあるサーヴァントのテリトリーを侵してしまった!

第3節

とあるサーヴァント(新宿のライダー)のテリトリーへと侵入し、さらなる逃走を余儀なくされた藤丸たち。しかし時速200㎞で追いかけてくる生物に追いつかれてしまい迎撃を決意する。

敵は強く、新宿のアーチャーが足止めしている間に逃げることに。新宿駅で落ち合う約束を交わした直後、アルトリア・オルタがバイクに乗って現れた!

アルトリア・オルタの後ろに乗り、藤丸は危機を脱す。

第4節

アルトリア・オルタに助けられ、契約を交わした藤丸はアルトリア・オルタの拠点へと向かった。

拠点でアルトリア・オルタと現状について確認することに。するとアルトリア・オルタは、新宿のアーチャーと以前戦ったことがあると言うではないか!しかし、藤丸と同行していた新宿のアーチャーとは、同一人物らしからぬ行動をしており、謎は深まるばかりである。

現状この新宿は、4体のサーヴァントにより支配されており、「幻影魔人同盟」という同盟を組んでいるらしい。この組織が特異点の原因であると考えられる。

一行は、幻影魔人同盟を倒すことを目標とした。まず、新宿のアーチャーと広くて複雑な新宿駅で落ち合おう!

新宿駅へ向かった藤丸。ただでさえ複雑な新宿駅がラビリンスへと変貌していた……。アルトリア・オルタの道案内で進んでいると、奇襲を受ける。

奇襲を退けると、どこからか戦っている新宿のアーチャーの声がする。助け出して、計画を話し合おうとするとアルトリア・オルタが新宿のアーチャーに剣を向けた。以前戦った新宿のアーチャーとの関係性について問い詰めるつもりのようだ。観念して、新宿のアーチャーは話してくれた。

なんと、新宿のアーチャーは善と悪の2人に分離していた!悪の要素が強い人間だったため、ほとんどの力を持っていかれたのが、共に行動していた新宿のアーチャー(善)である。真名もわからない状態らしい。

真名を知るため、藤丸を守るために新宿のアーチャーは同行を続けることに決めた。

第5節

拠点に戻った一行。ひと眠りし朝を迎えると、電話が鳴っていた。藤丸が電話に出ると、エドモン・ダンテスなる人物からの情報提供であった。

ジャンルダルク・オルタ(以降 邪ンヌ)が中立派として新宿におり、そこへ幻影魔人同盟の兵士とエミヤ・オルタが向かっているという情報である。

中立派である邪ンヌがカルデアと手を組む前に、排除しようとしているようだ。

藤丸は、助けに向かうため新宿御苑へと向かう。

ところ変わって、エミヤ・オルタと邪ンヌが戦っていた。エミヤ・オルタの強さを前に自爆を選んだ邪ンヌ。しかし、難なくエミヤ・オルタは戦線を離脱し無傷で帰った。

邪ンヌは、自爆からなんとか生き残っていた。ボロボロであったがカルデアと合流することができ、助けることに成功。力を貸してくれることになった。

第6節

新宿で散策していると、新宿のライダーが現れた!あと少しで藤丸が襲われる!その瞬間、邪ンヌの宝具で周辺が一気に火の海へと変わる。

炎に包まれ両者共、逃げ場はない。新宿のライダーと決着をつけるための戦闘が始まった。

あと1撃で確実に仕留められる、そう思った瞬間に逃走を許してしまう。

弱ったライダーはしばらく動けないだろうと考え、先に新宿のバーサーカーを倒すことを決め、帰路へと付いた。

拠点へ帰ってくるとすぐ、電話が鳴った。エドモンからの電話だ。エドモンは、新宿になかった建物が実は大きな「銃身」であることを告げる。黒幕は、超巨大な銃身で世界を滅ぼそうというのだ。それを阻止するため、藤丸は奔走する!

第7章

新宿のバーサーカーを倒すためにあれこれ下準備をする。下準備のために、新宿のバーサーカーの縄張りにいる、人食い機械を調べることにした。

調べてみると、生きた人間を無理やり機械の身体に埋め込んだものであった。脳や神経はそのままに骨などは抜き、ロボットへと挿げ替える。まさに外道の所業であった。

そんな機械にされたものに爆弾を埋め込み、新宿のバーサーカーの縄張りに入った瞬間爆発させる。これが新宿のアーチャーが考えた作戦だ。

無理やり機械にされた人間の精神は既に摩耗して、機能していないだろう。しかし、元は人間である。脳だってある。

人としての意識がない人を爆弾として使用できるか。選択を迫られる藤丸。

葛藤の末、藤丸は爆破スイッチを受け取った

第8章

爆発スイッチを渡され、作戦決行の準備は整った。アルトリア・オルタと邪ンヌが潜入し、爆発後に敵の雑兵を始末する作戦だ。

アルトリア・オルタと邪ンヌの潜入を確認。新宿のアーチャーの合図と共に、覚悟を持ってスイッチを押そうとした瞬間、爆発した。

何故!?と混乱していると、新宿のアーチャーが押していた。新宿のアーチャーは自分が悪人であることは分かっている。だから、そんな自分が手を汚すと……。悪を滅ぼすために悪になる覚悟、その覚悟を見せただけで十分であると言われた。

そんな中、爆発で混乱している戦場でアルトリア・オルタと邪ンヌが露払いをしてくれていた。

藤丸は気を取り直し、残党を倒しつつ、新宿のバーサーカーの元へ向かう。

なんとか戦い勝利した藤丸。消える前に黒幕のことを話そうとした新宿のバーサーカーに突如、エミヤ・オルタがとどめを刺した。藤丸も命を狙われ迎撃を決意する。そこに呪腕のハサンが現れ、カルデア側につくと宣言。エミヤ・オルタは戦況を鑑み身を引いた。

第9章

エミヤ・オルタが本拠地へと帰る。そこには新宿のアーチャー(悪)がいた。

バーサーカーが負けたことを知り、エミヤ・オルタが逃げ帰ってきたことも知っている新宿のアーチャー。エミヤ・オルタがアサシンにより、戻ってきたことも知っていた。

そして、不気味なことを口走る。アサシンは”ドッペルゲンガー”の力を持っていると。そして、強い者に化ける性質があると。カルデアを助けた呪腕のハサンは、本物なのか……?

そして、新宿のアーチャーは何者かが隠れて新宿を調べていることに気づいた。エドモンのことであろう。しかし、新宿のアーチャーは違う名前を口にする。そう、かの名探偵「シャーロック・ホームズ」と。

カルデア側では、拠点に呪腕のハサンを招き入れていた。バーサーカーを倒した祝いだ!と晩酌を要求する新宿のアーチャー。藤丸は断ったため、呪腕のハサンだけが酒に付き合ってくれるようだ。

意気揚々と酒を飲み、酔っぱらう新宿のアーチャーはとうとう眠ってしまった。

しばらくして、呪腕のハサンが外から敵の気配がすると言い出した。

カルデアからでは検知されないが、アサシンクラスであれば隠密も上等である。呪腕のハサンに誘われ、藤丸は2人で外の様子を確認することに。

外に出て、周りになにもいないことを確認する。すると、呪腕のハサンはこれで目的は達成されたと言った。

突如ダヴィンチちゃんが「キミは、誰だ?」と問いかける。すると、瞬く間に霊基数値が上昇し始めた!呪腕のハサンでないことに気づき逃げようとするが、捕まってしまう。

アサシンが怪しいと感づいていたアルトリア・オルタと邪ンヌ。藤丸の救出に現れたが、新宿のアサシンの逃げ足は速かった。バイクで追いかけるアルトリア・オルタ。追いつきそうなところで、敵の兵士が攻撃を仕掛けてきた。

戦闘終了後、マスターを助けようとするアルトリア・オルタ。しかし、逃げられてしまった

カルデアの通信も阻害され、人質となったマスターはどうなってしまうのか!?

第10章

冒頭、エドモン(?)は新宿のアーチャーと自分には関係があることを暗に示す。しかし、今回の戦闘には参加しないと決めているようだ。

拉致され、敵の本拠地「銃身(バレル)」へと運ばれた藤丸。そして、悪の親玉「新宿のアーチャー」と邂逅する。

新宿のアーチャーから、聖杯の力により善と悪に分離したことを告げられた。誰かを倒すために、善の心は邪魔であったため、排除したらしい。そして、星を砕くという盛大な目標を明かす。自分にはそれが可能であると。動機を訪ねると、自身が数学者であるからだと言う。星を砕く、その計算方法を導き出したら、その解が正解かを知りたいのが当然の心理だと。

全く理解できないが、新宿のアーチャーはカルデアには介入されたくないらしく、ある取引を持ち掛けた。それは、藤丸をカルデアに返す代わりにこの特異点には干渉するな、というものだ。受け入れられないと返答する藤丸。ゆっくり考えればいいと言い、新宿のアーチャーはその場を離れた。

藤丸は、ここで捕らえられ化け物を作り出すことを強要されている「シェイクスピア」と話しをすることに。シェイクスピアは、新宿のアーチャー(善)は新宿のアサシンのことを知っていたはず、そしてそんな中現れた呪腕のハサンを警戒しないはずがないと言う。

では、なぜ新宿のアーチャーはわざと気を抜いたのか。理由はわからないが、殺される心配はないという確信はあるらしい。こそっと渡されていた手紙にそう記されていた。

不可解な行動に頭を悩ませていると、どこからかエドモンが現れた!新宿のアーチャー(善)が助けとして寄越したらしい。

エドモンと藤丸は、素早く脱出を試みる。しかし強敵に出くわし、戦闘を余儀なくされた!

戦闘に勝利し、脱出することに成功。

ここで藤丸はエドモンに質問をする。今までの違和感の正体を解き明かすために。「あなたは誰」と。

すると、変装を解きシャーロック・ホームズが現れた!シャーロック・ホームズがここに現れたのは、人理修復後に特異点が現れることを知っていたからであった。この特異点解決のために足を運んだらしい。

特異点解決のために行動してきたホームズ。そんなホームズが今もこの新宿の全てを解明できていない。この新宿を作った者の謀略は、ホームズをも惑わせている。なぜならその人物は、”犯罪界のナポレオン”「ジェームズ・モリアーティ」だからだ。そう、新宿のアーチャーの真名は「ジェームズ・モリアーティ」であった。

今までホームズがカルデア側に現れなかったのは、最初に仲間になった者がモリアーティであったためだ。あの大悪党のことだ、何か悪だくみをしているに違いないと考えていた。そして、善と悪と分かれたと知ってもなお、疑っていた。あのモリアーティに善性があるとは思えないからだ。しかし、何度も藤丸を命懸けで守る姿を見て確信した。あれは本当に善のモリアーティであると。そしてホームズは藤丸の前に姿を現したのであった。

そして、もう1つの真実「星を破壊する」とはどういうことか。仲間と合流してから明かすこととなる。

第11節

拠点へと無事戻った藤丸。話は、「星を破壊する」ことの真相へと繋がる。

「星を破壊する」それは、世界の1部を切り取ることで完成する。かの獅子王が行ったように、歴史から切り取られた世界は滅ぼすことができる。そして新宿は現在、歴史から切り取られている。この切り取られた世界を破壊するのだ。切り取られた世界が滅びても、人理に影響はない。つまり、この特異点を修正する意味はない。しかし、この地で出会ったサーヴァントは、この特異点と共に滅びてしまう。

本当に救う意味はないのかもしれない。それでも、この特異点を諦められないのが藤丸である。新宿の崩壊を防ぐことを心に決める。

次に、モリアーティがこの新宿を滅ぼす方法について考察した。その方法は隕石を落とすこと。膨大な隕石の力を使って、滅ぼそうとしていると考えた。しかし、隕石はランダムに落ちる。そのランダムに逆らい、隕石を吸い寄せるための装置が「銃身(バレル)」だ。モリアーティの宝具には、必ず6回は命中するという能力が付与されている。その能力を使って隕石を引き寄せ、地球に巨大な隕石の弾丸を打ち込むのだ。

以上の計画を阻止するため、藤丸はモリアーティの作戦を実行する。

第12節

モリアーティの作戦通り、新宿のアサシンの本拠地へと侵入した藤丸、アルトリア・オルタ、邪ンヌ。侵入先はパーティー会場だ。(プレイヤーの性別と逆 男なら女装・女なら男装 して潜入)

変装して現れる新宿のアサシンを待ち受ける……。しばらくして現れた新宿のアサシンはなんと、アルトリア・オルタの姿をして現れた!

自身の姿で現れた新宿のアサシンを見て、アルトリア・オルタは怒り心頭。そんな中、新宿のアサシンもこちらに気づき、パーティー会場は戦場へと姿を変えた。

度重なる戦闘の中、雑兵に変装した新宿のアサシン。どこにいるかも分からない。

そこでついに!藤丸が変装を解く!

藤丸が変装を解いた瞬間、動揺する人物が1人。その人物こそ、新宿のアサシンだ。

とうとう見つけた新宿のアサシンとの勝負が始まる!

あと少しのところまで、新宿のアサシンを追い詰めた3人。しかし、新宿のアサシンは追い詰められたときのため、本拠地に爆弾を仕掛けていた。突如、崩壊する建物から藤丸は命からがら脱出。新宿のアサシンは消え、周りには怪我人が倒れていた。

そこに現れたホームズとモリアーティ。2人は突如、怪我人の1人を攻撃した!なんとその怪我人は、新宿のアサシンの変装であった。瀕死の新宿のアサシンは自身の過去を振り返り、消え去った……。

カルデア一行が拠点に帰ろうとしていると、狼の遠吠えが聞こえる。とうとう、深手を負い体を休めていた新宿のライダーが復活したのだ。

第13節

「銃身」内で、新宿のアーチャー(悪)が話しをしている、人間への憎悪を抱き続けろと。そして、この特異点において人間は「カルデアのマスター」以外にいないと……。

走る新宿のライダー。彼は「狼王ロボ」。かつて人間に妻を殺された悲しき狼の王。人類への応報、それだけのためにひたすら、彼は人間を殺すのだ。そして彼は”復讐者”となった。

藤丸の元へ駆けてくる狼王ロボ、近くにいる気配はあるが何故か見えない。おそらく、新たな能力を与えられ、それによるものだ。透明になる能力、それだけだが強力な力を持つものが所持すれば脅威となる。魔力が増大すると、姿を現した。かつての姿より禍々しい狼王は、もはや化け物であった。そして、その上には首無し騎士「ヘシアン」が乗っている。主はロボであるが、攻撃にも参加するようだ。戦力は跳ね上がる。

そして姿を現した化け物は、クラスチェンジした。そう、「アヴェンジャー」へと。

藤丸だけを狙う新宿のアヴェンジャー。生き残るため、戦闘を開始する!

驚異的な強さを誇る新宿のアヴェンジャー。倒せる見込みがない。この場を切り抜けるためには、だれか1人が犠牲となる必要がある。それ以外の方法はない、とホームズとモリアーティは言う。藤丸は狼狽え、全員が犠牲者を押し付け合っていた。しかし、自分が残って引き留めるという者が1人。

それは邪ンヌだ。同じアヴェンジャーとして、果てを目指す新宿のアヴェンジャーにゴールを与えたいと言う。己が憎悪を猛らせ、遮二無二に突っ走る彼に終わりを送るのだ。死ぬまで晴れぬ恨み、命尽きるまで憎しみに苦しむアヴェンジャー。死でアヴェンジャーは救われるのだと。

皆を逃がすため、単騎で新宿のアヴェンジャーへと特攻する邪ンヌ。少しの時間稼ぎのため、彼女は自らをも燃やし、攻撃する。そして、意識を失った。

拠点へと戻り、作戦を考える。人類の成長のため、犠牲になった動物。その事実を受け入れながら、藤丸は倒すことを決意する。

この特異点では、特に実際の逸話などの影響を受けやすい。そのため、「狼王ロボがどうやって死んだか。」を知り、利用することにした。ロボの弱点は、虎鋏妻ブランカ。ブランカは白い狼であった。虎鋏は用意できるが、白い狼なんてものを用意できるはずがない。

すると白い犬が鳴いた。アルトリア・オルタが飼っている犬、「カヴァスⅡ世」である。アルトリア・オルタと通信中のマシュ、それ以外の者全員が「カヴァスⅡ世」に目を付けた……。

第14節

新宿のアヴェンジャーを倒す、作戦を決行する準備に取り掛かった。

作戦は勿論、カヴァスⅡ世を囮にして、隙を作るというものだ。アルトリア・オルタは反対したが、最後はカヴァスⅡ世が承知した、という嘘か真かわからない内容で納得させた。

作戦決行、アルトリア・オルタのバイクの後ろに藤丸が乗る。藤丸の匂いを頼りにやってくる、新宿のアヴェンジャーから逃げるためだ。アルトリア・オルタがバイクを発進させた。迫りくる新宿のアヴェンジャー。死に物狂いでアルトリア・オルタにしがみつき、逃げる。

逃げる道には、要所要所「虎鋏」のトラップが仕掛けてある。しかし、新宿のアヴェンジャーは、なんなく回避する。そして、最後のトラップまで来た。

そこには、カヴァスⅡ世が座っていた。その姿を見た瞬間、新宿のアヴェンジャーの動きが止まる。そこを虎鋏で捕らえた。物語通り、狼王ロボの愛を利用して、またも彼を狩るのだ……。

戦闘終了。アルトリア・オルタがとどめを刺そうとすると、ヘシアンがロボを庇った。武器を捨て、両手を広げてロボを守るヘシアン。その間にロボは前肢を食いちぎり、虎鋏から抜け出した。追おうとするアルトリア・オルタをホームズが止めた。もう、終わっていると。少しして、霊基消滅を確認した……。

第15節

「銃身」では、エミヤ・オルタと新宿のアーチャーが会話していた。アヴェンジャーが負けたこと、そして次に備えてエミヤ・オルタが動くことを決めたらしい。

拠点で次の方針を決めるカルデア一行。長期戦をする訳にもいかないため、エミヤ・オルタが200の兵を連れて守っている「銃身」へどう突入するかが問題だ。敵の予想だにしていない作戦がないか……。するとマシュが「あっ」と声を上げた。そして、アーラシュのことを思い出したという。あの、キャメロットであった恐怖体験を

敵が警戒している。バイクの音がすると、敵が近寄り攻撃を仕掛けてきた。しかし、そこにあるのはバイクのみ、アルトリア・オルタと藤丸は上空へと飛んでいた!

人間射出装置を作成し、物理的に空へと飛んだのだ!そして、敵陣のど真ん中に降り立った。エミヤ・オルタとの勝負が始まる!

戦闘中、かつて新宿のバーサーカーが使用していた機械が暴走して襲ってきた。ホームズの改造により。敵味方関係なしに攻撃している。

そのゴタゴタの隙に新宿のアーチャー(悪)の元へと向かう!

第16節

「銃身」に侵入後、雑兵を蹴散らし進んでいく。しばらくすると、背後に敵性反応が!エミヤ・オルタが追いかけてきた。と思いきや、その場から動かない。何故かはわからないが、「銃身」の最上階を目指すことを優先する。

何度も敵を撃破し、ようやく最上階へとたどり着いた。

第17節

とうとう悪のモリアーティと邂逅したカルデア一行。ある目的のためだけに、星を破壊すると宣言するモリアーティを止めるため、戦闘を開始する!

モリアーティを撃破した。勝利を確信し、喜んでいたが聖杯が現れない。不思議に思っていると、謎の霊基が出現!霊基パターンを解析すると、それはかつて倒した魔神柱であった。

魔神柱は、人理焼却を阻止した藤丸を恨んでいた。時間神殿から命からがら逃げだし、ただ藤丸を殺すために3000年もの間、この特異点を用意してきたのだ。

そんな魔神柱を前にホームズは問いかける。「キミとモリアーティは、どこまで関わっている」のか。するとモリアーティ(善?)が「ーーー全てだよ、ホームズ君。」といい、ホームズに何か施した。

そう、モリアーティはホームズに勝つ、それだけのために命を失う危険を何度も冒しながら、この瞬間を待っていたのだ!

ホームズは、モリアーティに取り込まれてしまった

そして、モリアーティの種明かしが始まる。そもそもの目的は、(魔神柱は)藤丸を殺す・(モリアーティは)ホームズを超える、というものであった。モリアーティはホームズと相対すると、必ず負ける。それが物語として定められている。物語の影響が強いこの特異点では致命的なことであった。

そして、そんな特異点でホームズを出し抜くために、「ホームズの仲間になる。」ことを選択した。仲間であれば、倒されることはないと。そして記憶を無くし、善性を作り上げ、本当に善のモリアーティとして行動したのだ。悪のモリアーティが滅ぶまで。

悪のモリアーティが滅んだ瞬間元のモリアーティに戻る、勝利を確信し油断している瞬間を狙っていたのだ!ホームズを取り込み、自身が探偵の要素を獲得することで勝利を確固たるものにした。

そんな話をしていると、エミヤ・オルタが魔神柱に攻撃を仕掛けた!エミヤ・オルタは、魔神柱を倒すよう誰かに依頼されていたらしい。まだ諦めていない藤丸は、エミヤ・オルタと共闘する。

戦いの火ぶたが切って落とされた!

第18節

勝負に勝ったカルデア。魔神柱は消えた。しかし、モリアーティはこれが狙いだった。この新宿において、物語は強力な縛りだ。モリアーティは自身の宝具に、「魔弾の射手(デア・フライシュッツ)」という物語の能力を付与させていた。これは、7発中6発は必ず望む場所に命中するが、7発目は悪魔が操作し、射手の大切な者を奪うというものだ。そして、この物語において必ず悪魔は7発目を撃たねばならない。

敗北したモリアーティが消える前に、7発目は必ず撃たれる

しかし、その7発目が隕石だとして、ここに当たるとは言い切れない。なぜなら、モリアーティに大切な者などいるはずもないからだ。ここで遡ってみよう、今までの善のモリアーティの行動を。

善のモリアーティは今まで、藤丸と共に命を懸け戦ってきた。それこそ、自分が消滅するかもしれないときでも。それほど大切な存在に藤丸がなっていた。つまり、必ずここに隕石が落ちる。悪魔は射手の大切な者を奪うからだ。

もうあと少し、新宿に隕石が落ちる。最後に藤丸は、モリアーティに尋ねる。「あなたは 後悔しているのか?」

モリアーティは答える義務がないと言い、藤丸に後悔していないのか?と聞き返す。藤丸は力強く「後悔なんてしていない!」と否定すると、突如!騒々しい笑い声と共に本物のエドモン・ダンテス、巌窟王が現れた!そして、邪ンヌも。さらに、救出されたシェイクスピアに藤丸に用があるというアンデルセンまで!

多くのサーヴァントが一堂に会した。

するとシェイクスピアが、物語について語り出す。名探偵に勝つには、名探偵になるか、その仲間になる必要があると。そして今、モリアーティには名探偵が共にあることを。

しかし、シャーロックホームズが切り開いた道は、幾千もの名探偵が続いている。彼らは、英霊ではない。しかし、新宿では物語は強い力を持っている。そして今、シェイクスピアとアンデルセンの二次創作によって彼らは形を成すのだ。

数多の名探偵がシャドウサーヴァントとして、顕現されていく。そして、藤丸に探偵としてモリアーティに攻撃しろというのだ。物理ではなく、謎解きで。

モリアーティとの最後の勝負が始まる!

モリアーティを撃破した。しかし、まだ最後の力で攻撃しようとするモリアーティ。もうこちらも限界だ。その時、数多の名探偵たちがモリアーティへの攻撃を藤丸に命じる。名探偵の代名詞であるあの言葉「ジェームズ・モリアーティ!! おまえが犯人だ!!」と。

今まで、証拠を残さず犯罪界のナポレオンとして君臨してきたジェームズ・モリアーティ。彼は名指しで犯人とされたことは、ただの1度もなかった。そして今、初めて犯人とされ、探偵に敗北した者が大幅に弱体化するのを感じていた。

なぜ自分が負けたのか、モリアーティにはわからなかった。藤丸はそんな彼に教える。

あなたは善のモリアーティとして行動したことが楽しかったのだと。実際にあの瞬間、正義の味方であったのだと。そして、その記憶が残っているから。

記憶があっても、自分は悪の者として君臨できる。そんなもの踏みにじれると思っていたモリアーティ。悪の魅力を知っていても、善の魅力を知らなかったモリアーティ。彼は、善の味を知ってしまった。そして、それが存外悪くないと思ってしまったのだ……。彼は敗北を認めた。

モリアーティの敗北により、ただの隕石となったものをエミヤ・オルタとアルトリア・オルタが破壊する。2人は見事、隕石を消滅させた。

モリアーティは負けたのに、満ち足りたような感覚を味わっていた。彼は、藤丸と語り合った時間・共に戦った時間を過ごしたのは、自分ではないと言う。顔の似たテロリストだと思えと。

そして、探偵たちへ次は完全犯罪をすると予告した。藤丸には「それではまた!アディオス・アミーゴ!」ともう1度会うかのように消えていった。

続々と退去していくサーヴァントたち。とうとう邪ンヌと2人になった。藤丸も帰ろうかというとき、邪ンヌがカルデアの回線をジャミングし、本当に2人きりに。すると邪ンヌはドレスに装いを変え、藤丸に踊りを催促する。実は、パーティー会場に潜入の際、アルトリア・オルタとはダンスをしていた。それを羨ましく思っていたのだろう。邪ンヌとの最後の踊りを楽しんだ……。

カルデアに帰ってきた。任務完了で一息つけると思いきや、何故かカルデアにシャーロック・ホームズがいる。モリアーティに完全敗北した反省をカルデアでしたいと言うのだ。

ダヴィンチちゃんは、カルデアで調べものがあるだけだと見破っていたが、ホームズがカルデアに居座る許可を与えるようだ。ダヴィンチちゃんに感謝したホームズは、モリアーティに取り込まれた際に得た情報を共有するという。それは、生き残った魔神柱が他にもいるという情報だった。生き残った魔神柱は3つ、どこにいるかは分からない。彼らは、自身の望みのために動くだろう。

まだ、全て解決していないのだ……。

まとめ

本記事では、1.5部「隔絶魔境新宿」についてまとめました。

1.5部のプレイは必須ではありませんが、1.5部で初めて出会うサーヴァントなどもいますので時間があるときに是非読んで欲しいです!

また、ゲーム内ストーリーの方が深く描写されており、グッとくるところも多いですよ。(新宿のアヴェンジャーとか、邪ンヌとのダンスとか)

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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