ゲームには様々なジャンルがありますが、中でも海外のプレイヤーに人気なのはFPSやTPSです。
銃を撃つという非日常が楽しめるだけではなく、対戦要素も熱くファンが多いジャンルといえるでしょう。
FPSやTPSはどのようなゲームなのか?紹介します。
FPSやTPSとは?
FPSとTPS。それぞれどのようなゲームか紹介します。
FPSはどんなゲーム?
FPSは、「ファーストパーソン・シューティングゲーム(First Person shooting game)」の略称で、意味は「一人称視点シューティングゲーム」です。
表示される画面は本人からの視線となり、ゲームを進めていきます。
また、主に銃を使用したシューティングゲームになりますが、場合によっては刃物や鈍器を使用することもあり、すべてを通してシューティングゲームというわけではありません。
広義の意味で考えると、「本人目線のゲーム全般」といえるでしょう。
TPSはどんなゲーム?
TPSは、「サードパーソン・シューティングゲーム(Third Person shooting game)」の略称で、意味は「三人称視点シューティングゲーム」になります。
三人称とは、本人と相手以外から見る視点のことです。格闘技を例とすると、観客や審判からの視線が三人称になるわけです。
システムなどはFPSとほぼ同じではありますが、主にキャラクターの斜め上から俯瞰や、後ろからの視点になります。
気分としては、キャラクターを追いかけるカメラマンといった感じでしょうか?
FPSとTPSの目的
FPSとTPSは、どちらも敵を倒していくゲームです。主に銃で敵を倒しながら、敵の殲滅や目標の達成を行います。
他にも、対戦要素が強いことから、プレイヤー同士の対戦もあります。バトルロワイヤル形式やグループ対戦など、ルールに沿って競い合うのです。
FPSとTPSの特徴
FPSとTPS。それぞれの特徴を紹介します。
FPSの特徴
FPSの最大の特徴は、「一人称視点である」ことです。
従来のゲームはフィールド全体を見ながらキャラクターを操作していましたが、FPSではキャラクター(プレイヤー)の見える範囲でしか状況がわかりません。
そのため、後ろから迫る敵がわからなかったりなど、従来のゲームと比べると圧倒的に情報量が少ない中で行動しなければならないのです。
ですが、逆にそれがリアルと感じる人も多くいます。現実的に見ても、後ろが見える人はいませんよね?ゲーム画面越しではありますが、プレイヤーはキャラクターと同調しているような気分でゲームが楽しめます。
また、一人称視点であることで、周囲を見渡すことができるようにもなります。キャラクターが見上げれば空が見えるなど、広い世界観を感じることができるのです。
建物の裏に隠されたアイテムを見つけるなど、視界が狭いからこそ、探索する楽しみもあるといえるでしょう。
TPSの特徴
TPSの特徴は、FPSよりも「広い範囲が見渡せる」ことにあります。
三人称視点でゲームをプレイできますので、一人称よりも広い範囲を見ることができます。ゲームによってはキャラクターの後ろや物陰など、FPSでは見えない場所も見ることができるようになるなど、行動がしやすくるのです。
敵に背を向けて逃げつつも、敵の姿を画面に表示したまま状況を把握するなど、TPSならではの戦術です。
ただし、キャラクターの後ろから見る都合上、キャラクターが視界の邪魔になることもあります。滅多にそのような状況にはなりませんが、上手く操作をする必要があります。
共通の特徴
FPSとTPSでは、共通の特徴として「弾の有限」があります。
RPGなどで登場する銃は、ほとんどが弾数の概念がありません。そのため、敵に対して好きなよう発砲することができます。
ですが、FPSやTPSでは、発砲すれば弾数が減っていきます。
もちろん、弾が無ければ発砲することはできません。弾や銃はゲーム内で拾ったり購入できたりしますが、それも所持制限があるなど、無制限とはいかないでしょう。
効率的な射撃により発砲を少なくするだけではなく、ゲームによっては逃げることも必要になってくるのです。
もっとも、大量消費することを前提とした難易度ですし、近接武器のみでクリアする猛者がいるなど、弾薬の制限があったとしても、手詰まりになることは滅多にありませんので、初心者の人も安心してください。
主なFPSとTPS
FPSの主なタイトルには、「APEX LEGENDS」や「Call Of Duty」などがあります。
また、「バイオハザード」シリーズや、「メタルギアソリッド」シリーズなど、シリーズによってはFPSである作品もあります。
TPSの主なタイトルには、「FORTNITE」や「スプラトゥーン」などがあります。
まとめ
FPSとTPSはどちらも非日常を体験させてくれるゲームです。どちらもリアルな描写により、本格的な銃撃戦が楽しめます。
特に、FPSは一人称目線ですので、VRゲーム同様に現実のような視点でプレイができるのです。
よりリアルな銃撃戦をしたいならFPS。ゲームとして楽しみたいならTPSを、ぜひプレイしてみてください。